社会を支える製品を造っている。それがやりがいです。
- 品質保証部 係長
- Y.M.
- 2017年 新卒入社
※所属および掲載内容は取材当時のものです。
社会に不可欠な存在だから金属を選んだ。
就活では製造業を志望。「社会で決してなくならない素材」である金属を扱う企業に絞って、合同説明会で企業ブースを回り、当社に出会いました。当社の第一印象は守備範囲の広さ。その中でも、航空機やエネルギー分野に興味を持ち、入社を決めました。
入社後の印象は、みんなが親切だということ。合説でも会社見学のときにも対応が丁寧だと感じていましたが、それを上回りました。何か聞くと、うれしそうに丁寧に教えてくれるんです。私は大学では化学専攻で、知らないことばかりでしたので本当に助かりました。
実は、金属はデリケートだった。
最初の配属先である技術部でわかったのは、「金属製品は完成すれば硬くて頑丈なのに、造るときにはデリケート」ということです。というのも、溶解温度1000℃がわずか10℃違っても、製造条件が少し変わっても、完成形が違ってくるから。また、一つの部品を作るにも多くの工程や多くの素材が必要だから。ここでの2年間では、現場で情報を得たら、本で理論や背景を調べて知識を補強するということを繰り返し、ロストワックス精密鋳造での製造ストーリーの流れを体得しました。
国際認証Nadcap取得への道を作った。
現在は品質保証部で、ISO認証取得・更新、保証のための社内マニュアルの整備、特殊工程管理を担当しています。最大の難題は、Nadcap認証取得の準備でした。アメリカの団体によって運営されている認証なので、規格説明を読むのも提出書類を書くのも英語であり、監査が厳しく、機器の構成や設備、社内環境を厳密に整えねばならず苦労しました。が、その分、大きな達成感も実感しました。ただし、この認証取得で終わりではありません。更新がありますし、これ以外にもお客様企業それぞれが持つ認定・認証を取っていかなければなりません。当社製品の健全性を保証するためさらに努力していきたいと思っています。